49歳の受験生について思う事
大学入学共通テストで、49歳の受験生が「鼻出しマスク」をしていたことで不正行為とみなされ、その後逮捕されたというニュースが出ていた。
その人が何者で、何を考えてそのようなことをしたのかはわからない。
マスコミの報道がどれくらい信頼できるかもわからないので積極的に調べる気も無い。
しかし、このニュースがこれだけ大きく報道された理由は「49歳の受験生」という存在が物珍しく、ニュース視聴者・読者の好奇心をくすぐるからなのだろう。
私は自分の今の仕事がひと段落したらまた大学に通ってみてもいいと考えていただが、このニュースを聞いて日本の大学に行く気が失せてしまった。
大学は本来何歳になっても入れるはずのものだ。
18歳で入学し、22歳で卒業するのは、日本でそうする人が多いというだけのものであり、そうでなければいけないものではない。
しかし、日本社会では49歳で大学に入りなおそうとすることは異様なことであり、人々の好奇の目にさらされてしまうものらしい。
すでに20代を過ぎ去った私としては、たかが大学にまた通うためだけにそんな好奇の目にさらされたいとは思わない。
行くなら海外の大学に行こうと思う。