日本人はコロナ以上にそれに乗じて自由が制限されることを恐れるべき
最初にことわっておくが、「コロナはただの風邪だから恐れる必要はない!」などとネトウヨのようなことを言いたいわけではない。
そうではなくて、コロナだけが恐れるべき相手ではないし、その恐怖感を権力者に利用されるなと言いたいだけである。
権力者は基本的に国民の権利を制限したいと考えるものである。
国民が盲目的に従ってくれることが権力者の理想であり、できることならそういう体制を作りたいと考えるのが自然である。
そんな権力者にとっては、今回のコロナ騒動はチャンスである。
コロナ対策と銘打って国民に対しての規制を強化し、政府の権限を強くできる絶好の機会である。
普段から「国民主権をなくしたい」と主張してきた自民党がこの機会を逃すはずはない。
コロナ対策の名のもとに国民の自由を制限してくることは容易に想像できる。
コロナはワクチンができたり、国民に免疫ができればいずれ収束していくが、国民の権利を制限するシステムは一旦出来上がったらその後も続くだろう。
コロナは一時的。されど権利制限は永久的。
だからこそ私は、コロナ対策を理由にした権利制限を是とする風潮には異議を唱えたい。