自粛という名の強制に騙されるな

東京のコロナ陽性者が増えているということで、また「自粛」という名の同調圧力が強まっている。

私はこの「自粛」という言葉が嫌いである。

何故なら、日本における「自粛」とは「任意に見せかけた強制」でしかないからだ。

「自粛」とは本来、自分から進んで行動を慎むことである。

自粛をするかしないかは、する本人が決めることであり、するかしないかで他人からとやかく言われる筋合いはないはずである。

しかし日本における「自粛」はそういう意味ではない。

政府が責任を取りたくないから「自主的にやっている」という体裁で強制していることである。

政府が「自粛を要請する」なんてちゃんちゃらおかしい。

要請されてするのは自粛ではない。

こんなものは神風特攻隊の「志願」と同じだ。

任意でやったという体裁をとることで、やらせた人間が責任を逃れるための詭弁にすぎない。

コロナがただの風邪だとは思わないが、政治家の保身のための「自粛」なんぞに付き合うのはバカバカしい。

私は私の判断で、必要だと思う範囲内での自粛をするだけだ。

政治家の言うことに振り回されるつもりはない。